加速度的に進化するデジタル技術により、人々の購買行動や考え方が変わり、社会は急激に変化しています。そのような状況下で、日販は「everything around BOOKS」を掲げ、出版取次事業を土台に、人々の好奇心や創造力をかきたてる新たな事業の展開を進めています。この度、ベンチャー企業の新しい知恵とソリューションを活かして共創を目指す、「アクセラレータープログラム」を開催することとなりました。
採択ベンチャーには、日販の持つ全国の書店など様々なアセットや出資を含めた全面支援を行うことで、事業拡大を加速するチャンスを提供するとともに、ベンチャー企業と日販双方のビジネスの拡大を目指します。
・約3,200社の出版社と約5,000店の書店、約32,000店のコンビニエンスストアとの取引を担う流通網、およびそれを支える物流インフラ
(毎日約200万冊の本を1日6,000の方面に仕分、流通できる物流センター)
・書店事業(約250店のグループの書店)
・海外事業(出版物等の輸出入事業、海外への翻訳出版等)
・コンテンツ事業(映像作品や電子コミックの企画・制作、等)
・文具雑貨事業(インテリア雑貨・生活雑貨の企画・製造・販売、等)
・本の販売統計データ
・書店の会員サービス「HonyaClub」や書店店頭での検索端末「attaplus!」等
日販が提供する各種サービスの利用に関する統計データ
・日販グループとシナジーの高い事業については資本業務提携を含めて可能性を模索していきます。
「日販は、文化を担うメディアを通じて社会に貢献する」これは、当社の経営理念です。多くの文化メディアを扱うことで日本の文化に貢献したいと思っています。本をとりまくものすべてを取り扱う、という意味を込めて『everything around BOOKS』をキーワードに、私たちは日々挑戦を続けます。
日販は、書籍や雑誌をはじめ、CD、DVD、文具、雑貨などの商材の流通に留まらず、映画出資や検定事業など、幅広いジャンルの事業を積極的に推進しています。
近年、積極的に文具や雑貨を取り扱う書店も増えてきたことから、書店の一角に簡単に設営できる文具パッケージを開発し、多くの書店様に導入して頂いています。
また、2014年1月にはインテリア雑貨を扱う株式会社ダルトンをグループ会社に迎えました。書店での取り扱いアイテムが増え、ダルトンのキッチン用品や雑貨が書店で購入できると、お客様から好評を頂いています。
映画出資事業においては、出資映画の公開時に原作本や関連商品のフェアやイベントを企画し、書店様に提案しています。検定事業では、公的試験から趣味検定まで様々な検定試験の運営をサポートしており、検定を軸にして検定公式ガイドブックの出版や、書店店頭での検定告知・受付などを行うことで出版社様や書店様との連携を強化しています。
このように私たちは、書籍、雑誌を軸に様々な「文化メディア」商材を全て取り扱う総合商社を目指しています。
私たちが考える「書店」とは、ただ本を並べて売るだけではなく、そこは知的な空間であり、訪れた人の好奇心や創造力をかきたてる。そういう場所であると考えています。
従来の書店は「本」をメインの商品として取り扱っていました。しかし、CD、DVDを取り扱う複合書店が増え、最近ではコーヒーを飲みながら読書を楽しむ、そういう居心地のいい書店も出てきています。
そのような書店の変遷に伴い、私たちもより魅力的な書店作りや、本の売り方を提案しています。私たちは店頭の魅力を高めるために、お客様が訪れたくなるような居心地のいい空間や、本が映える商材、サービスを提供することで「書店」から広がる新空間を作っていきたいと考えています。
選考方法 |
募集期間中にエントリー後、書類審査を経て、選抜されたベンチャーにのみ、担当のメンター(日販の事業開発担当)が付き、企画のブラッシュアップを週1回のミーティング+オンラインで行った上で、デモデーに進む事ができます。 ※メンター期間中、意見の一致に至らない場合は、デモデーまで進まない場合もあります。 ※約2か月間のメンター期間後の「デモデー」を経て、選抜されたベンチャーのみ協業の対象となります。 |
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NG企画 |
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